研究課題
若手研究(B)
本研究では、昭和40年代における漢文教育思潮について、(1)「教科書教材の変化」、(2)「実践/研究個体史」、(3)「研究者・実践者のパラダイム意識」の視点から検討を行った。昭和40年代においては、漢文を独立した領域とみなす漢文教育観が強固に構成され続け、学習指導要領による変化の促しは失敗に終わっている。一方で、一部の研究者や実践者においては、漢文教育の意義を再考する試みが見られたことが明らかとなった。
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国語科教育
巻: 71 ページ: 19-26
国語教育論叢
巻: 20 ページ: 1-13