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2012 年度 研究成果報告書

沖縄戦を中心とした平和教育教材開発研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21730704
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教科教育学
研究機関琉球大学

研究代表者

山口 剛史  琉球大学, 教育学部, 准教授 (20381197)

研究期間 (年度) 2009 – 2012
キーワード平和教育 / 沖縄戦 / 教材開発 / 戦争遺跡 / 戦争体験記録の教材
研究概要

本研究の成果は次の2点にまとめることができる。一つ目は、「平和教育教材開発研究」の成果としての授業ワークシートの開発である。また、ワークシートを活用した実践記録の作成である。各学校に協力していただき、実験的授業を実施することができた。今回の授業は、2時間で学べる沖縄戦学習である。小学校社会科歴史学習としても活用できるが、離島・へき地地域の子どもたちが沖縄本島の沖縄戦を学ぶ教材としても活用できる。この点は、沖縄県内においても離島の子どもたちが、具体的に沖縄戦の地上戦闘について学ぶこともなく、地上戦闘に関するイメージをもっていないという実態に対応している。これは、沖縄ないし沖縄戦に関する予備知識がなくても授業ができる教材化として、沖縄本島以外の子どもたちにも活用できるものをつくることになる。二つ目は、離島における戦争遺跡の現状についての調査報告である。西表島には、「船浮要塞」というアジア太平洋戦争期に建設された要塞がある。しかし、そのほとんどは木々に埋もれジャングルと化している。これまで竹富町史や沖縄県の戦争遺跡分布調査の中で調査研究がすすめられてきた。この調査結果に新たな遺構の発掘を行い、遺跡の存在を明らかにすることができた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 離島における平和教育教材開発研究IIー戦争遺跡"西表島「崎山望楼」移籍の実態と現状"2011

    • 著者名/発表者名
      山口剛史、伊波直樹、山本正昭
    • 雑誌名

      琉球大学教育学部紀要

      巻: 79 ページ: 235-246

  • [学会発表] 西表島『崎山望楼』の実態と現状2011

    • 著者名/発表者名
      伊波直樹、山本正昭、山口剛史
    • 学会等名
      沖縄・八重山文化研究会
    • 発表場所
      沖縄県立芸術大学付属研究所
    • 年月日
      2011-11-20
  • [学会発表] 西表島・船浮要塞に関する現在までの調査・研究成果2011

    • 著者名/発表者名
      伊波 直樹 山口 剛史
    • 学会等名
      沖縄考古学会9月定例会
    • 発表場所
      沖縄県立埋蔵文化財センター
    • 年月日
      2011-09-16
  • [備考] 「沖縄戦を中心とした平和教育教材開発研究報告書」2013年3月

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公開日: 2014-08-29  

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