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2009 年度 実績報告書

通常学級に在籍する発達障害児の自尊感情と教育的支援法の開発・普及

研究課題

研究課題/領域番号 21730723
研究機関岐阜大学

研究代表者

小島 道生  岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50362827)

キーワード発達障害 / 自尊感情 / 通常学級
研究概要

平成21年度は、小学生から中学生の発達障害児のなかでも、広汎性発達障害児約30名を対象として、自尊感情とその規定要因に関する面接調査を実施した。主には、小学生の広汎性発逹障害児を対象として、自尊感情、自己評価、ソーシャルサポートとの関係、さらには自己理解や理想自己などについても検討した。その結果、広汎性発達障害児の自尊感情の特徴や規定要因などについて、一部明らかとなった。具体的には、自尊感情と自己評価、ソーシャルサポートとの間に一定の関係が認められ、さらには本人の生活年齢や知能指数などとの関係についても、示唆された。また、自己理解や理想自己の実態などについても明らかとなりつつある。そして、同時に、発逹障害児の自尊感情に関する3カ年の縦断的研究をスタートさせま。また、小・中学校の教諭(通常学級担任、特別支援学級担任、通級指導教室担任)を対象として、子どもの自尊感情の把握と自尊感情を高める指導法に関するアンケート調査について、予備調査を実施後に、修正を行い、実施した。データ分析の途中であるが、小・中学校の教師の子どもの自尊感情の指導に対する意識構造、さらには教師の自尊感情の特徴と意識構造との関係について、明らかになりつつある。今後、さらに分析・検討し、これら研究成果については、次年度以降、学会発表及び学術論文として随時、公開する予定である。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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