研究課題
若手研究(B)
本研究では、学習障害(読み困難)の早期発見のための基礎データを得ることを目的として、幼児期における読み習得に関わる認知機能の発達について実験的に検討した。その結果、ひらがな読み習得の過渡期においては、単語に含まれる音に対する気づきの能力が、読みの習得にあたって重要な要素となることが推測された。さらに読みの習熟が進むにつれて、物の名前がすらすら言えるといった、言葉における流暢性の側面が読みの習熟にとって主な影響因となることが示唆された。
すべて 2013 2012 2010
すべて 学会発表 (3件) 図書 (1件)