研究課題
若手研究(B)
エンドを持つ非コンパクト多様体上のシュレーディンガー作用素に対して,特異性の伝播およびスペクトル・散乱理論を論じ,これまでのユークリッド空間上での結果を多様体上に拡張するとともに,それらの議論に必要な幾何構造を研究した. 特に, エンドの存在とその体積の増大度はそれぞれ非有界凸関数の存在とその凸性の強さに言い換えられることが分かり,シュレーディンガー作用素の理論における手法が適用できるようなモデル多様体を座標によらない幾何的な方法で定式化することができた.
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Journal of Functional Analysis
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DOI:10.1016/j.jfa.2013.02.002.
http://hdl.handle.net/2241/119198
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