研究課題
若手研究(B)
恒星の形成母体である高密度ガス塊に付随する磁場構造を初めて明らかにするための大規模観測を、世界最高性能の広視野探査能力をもつ近赤外線偏光装置SIRPOLで行った。この観測により星間物質の自己重力収縮により形成されたと思われる砂時計型に湾曲した磁力線形状を伴う高密度ガス塊を発見した。このような天体は、恒星形成の極めて初期段階に位置すると考えられ、星形成の初期物理条件解明のための極めて重要なサンプルである。
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Outflows, and Inflows in a Cluster Forming Clump, Astrophysical Journal 716
ページ: 299-314
Implications for the Origin of Homochirality in the Solar System, Origin of Life and Evolution of Biospheres 40
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