研究課題
若手研究(B)
核子内のスピン構造を調べるために欧州原子核研究機構のCOMPASS国際共同研究グループが計画している大強度ハドロンビームを用いた偏極ドレル・ヤン実験のための偏極陽子標的の開発を行った。偏極標的物質としてアンモニアを用いて動的偏極に必要な不対電子量を調節し、ポンプシステムの向上、マイクロ波の最適化をはかる事で、SMC実験の時と最高偏極度はそれほど変わらず、偏極度の緩和時間が10倍長い標的物質を得ることができた。
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