2010 年度研究成果報告書

ヘリウム3標的上での静止K反応を用いた∧(1405)状態の研究

研究課題

研究課題/領域番号	21740166
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関	東京大学
研究代表者	鈴木隆敏東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (50415197)
研究期間 (年度)	2009 – 2010
キーワード	ラムダ1405 / 静止K反応 / 反K中間子原子核 / ストレンジネス核物理
研究概要	J-PARC E15/E17実験の装置を継承して静止K-反応において∧(1405)状態の性質を調べることを目的とし、平成21年7月のJ-PARC PACに実験提案書を提出した(J-PARC P30)。先行して実施されるE17実験の準備を進行し、E17及び本研究で利用する静止K反応向けにK1.8BRビームラインのKビーム調整を実行した上で主たる検出器系であるCDSの校正をK-ビームを利用して実施してビームライン及び実験装置全体の健全性/適性を確認した。