研究課題
若手研究(B)
電荷を持たない中性子は効率的に検出・除去することが難しいため、硬X線・軟ガンマ線による宇宙観測においてはバックグラウンドとして寄与してくる。そこで本研究では、新規に開発されたLiCaAlF_6結晶シンチレータを用いて、中性子のみを高感度に検出できる検出器の開発を行った。この検出器は、地上で中性子線源を用いた性能評価を成功裏に終えたのち、現在は2011年に放球予定のPoGOLite気球実験に搭載されており、主検出器である硬X線検出器のバックグラウンドと相関を持つと考えられている大気中性子のフラックスをリアルタイムで計測する計画である。
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http://sc-smn.jst.go.jp/sciencenews/wmv_meta/vM100003-012.asx