研究課題
若手研究(B)
低次元フラストレート量子多体系を高精度で解析可能な数値計算手法の開発を行った。量子状態がどれくらい複雑であるかを表す指標であり、かつ、数値計算効率を支配する要素であるエンタングルメントについて調べ、系のエネルギースケールを空間変調させることでエンタングルメントの振舞いを制御しうることを明らかにした。また、低次元フラストレート量子スピン系の解析を行い、スピン多極子相など新しいタイプの量子秩序状態の出現を予言する結果を得た。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (10件)
Physical Review B
巻: vol.84 ページ: 165132
Journal of Physics : Conference Series
巻: vol.320 ページ: 012014
巻: vol.83 ページ: 060414
巻: vol.83 ページ: 064405
巻: vol.81 ページ: 224433
巻: vol.81 ページ: 064432