研究課題
若手研究(B)
フェルミーパスターウラムモデルといわれる、調和的なバネと4次の非線形バネで最近接格子がつながれた系を用いて、熱伝導現象の次元依存性の研究を行った。熱伝導度は1,2次元では系のサイズに関してベキ発散をするのに対し、3次元では収束していく様子が観測された。流れの揺らぎを系統立てて調べるために、調和格子上での熱流揺らぎの情報をすべて内在するカレントキュムラント生成関数 の一般公式を導出した。また、アハロノフ-ボーム干渉計を用いて、世界で初めて揺らぎの定理の検証実験を行うことに成功した。
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