研究課題
若手研究(B)
水はタンパク質の構造を安定化するだけでなく機能発現にも重要な役割を果たしている。そのためタンパク質の機能発現機構を解明するためには水のゆらぎを理解することが重要である。本研究では、テラヘルツ時間領域分光法を用いてタンパク質周辺の水のゆらぎを調べた。その結果、タンパク質分子に強く結合した少量の水分子は、タンパク質の一部とみなせるような運動をしていることが分かった。水素結合ネットワークを形成するような水和量で、水分子としてのゆらぎが顕著になると考えられる。
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Biophysics 7
ページ: 1-10
Japanese Journal of Applied Physics 49
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