研究課題
若手研究(B)
黒潮域が作り出す海洋前線が寒候期の全球大気に及ぼす影響を新型気候モデル・双方向ネストモデルを開発して調べた。実験は安定な統計が得られる程度の十分な積分期間、海面水温前線が鋭い場合と緩やかな場合の二通りの実験を行った。その結果、前線のまわりには降水量に有意な変化を見ることができ、またその応答と整合的な大気応答も見られた。ただ、長期の双方向ネスト実験に影響によるとみられる気圧配置の気候値の歪みが目立っていた。
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Journal of Climate
巻: (印刷中)
DOI:10.1002/asl.35 5
Journal of the Meteorological Society of Japan
巻: 90B ページ: 1-10
DOI:10.2151/jmsj.2012-b01
Climate Dynamics
DOI:10.1007/s00382-011-1152-8
DOI:10.1002/asl.355