研究課題
若手研究(B)
沿岸ポリニヤは、風や海流により発散場になることによって形成される薄氷域であり、海氷の生産工場と呼ばれる。また膨大な結氷に伴い高密度水が形成されるので、海洋の熱塩循環や二酸化炭素等の物質循環をはじめとした、気候システムに重要な役割を果たしていると考えられている。本研究では、マイクロ波放射計による衛星データから、ポリニヤ域を検出し、そこでの氷厚を推定するアルゴリズムを開発した。そして主にこのデータから、ポリニヤメカニズムを調べた。さらにそこから得られる知見をもとにシンプルなモデルを提案した。
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