研究課題
若手研究(B)
海洋大循環モデルにおける水温・塩分の観測値からのずれを運動方程式の圧力傾度力項を通して補正する、semi-prognostic法を用いて深層海洋大循環のシミュレーションを行った結果、現実的な鉛直乱流拡散のもとで、観測された密度分布を再現する深層海洋大循環は弱いことが明らかとなった。従来の子午面循環の推定流量が過大評価である可能性や、これらの推定流量が鉛直乱流拡散以外の力学過程により実現されている可能性が示唆された。
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