研究課題
若手研究(B)
複数のサンゴ骨格試料の気候復元記録を繋ぎ合わせてより長い期間の編年を作成する手法について取り組んだ。琉球列島の石西礁湖で採取した完新世の化石サンゴ群体について、放射性炭素年代測定、年輪計数、酸素同位体比測定を行い、複数試料の年代の重なりから、400年以上の連続した復元記録が得られる可能性を示した。さらに、より簡便で迅速な酸素同位体比分析法を目指し、ガスベンチ付質量分析計を用いる測定法について、分析精度や時間、サンゴ試料に適した分析条件を検討した。
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Hydrological Processes
巻: 24(7) ページ: 904-916
doi:10.1002/hyp.7532
Isotopes in Environmental and Health Studies
巻: 45(3) ページ: 247-258