研究課題
若手研究(B)
応力逆解析法は断層の方位から地殻応力を推定する手法である.この手法は,広域的な応力状態から予測される方向に断層が滑るという仮説に基づいている.本研究は数値シミュレーションによってこの仮説を検証した.その結果,従来想定されていたよりも断層の滑り方向がばらつくことを発見した.天然の断層群の方位を測定し比較すると,同様のばらつきが見られた.今後は,断層滑り方向のばらつきを十分に考慮した応力逆解析法の開発が必要である.
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Mathematical Geosciences
巻: (印刷中)
DOI:10.1007/s11004-012-9395-4
Computers & Geosciences
巻: 40 ページ: 132-137
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Journal of Structural Geology
巻: 33 ページ: 1158-1168
DOI:10.1016/j.jsg.2011.05.005
http://www.kueps.kyoto-u.ac.jp/~web-bs/k_sato/