研究課題
若手研究(B)
本研究では、シアノバクテリアから抽出・精製した光化学系Iを対象に、超高時間分解高周波時間分解ESR実験を行った。二成分のESRスペクトルを観測し、その時間依存性と信号強度比から、二経路の速度比などダイナミクスに関する情報を明らかにした。光化学系Iの電子移動経路については短方向性と双方向性の二つが提唱されてきたが、本研究から双方向性の電子移動が妥当であると結論付けられた。
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