研究課題
若手研究(B)
電子励起状態の寿命幅内で近接する2状態は、従来の分光手法では分離不能とされてきた。本研究では、波束干渉の方法論を短寿命電子励起状態に拡張することで、それら2状態の共鳴エネルギーを分離して決定する新しい分光手法の開発を目的とした。原理検証実験を行うために初年度に高精度波束干渉計を整備したが、申請者の移動に伴い実験の実施が困難になった。そのため、より効果的な原理検証に向けて、検証に最適な系を理論研究者と共同で探索した。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)
Phys.Rev.Lett. 104
ページ: 180501
Chem.Phys.Lett. 475
ページ: 19-23