研究課題
若手研究(B)
光照射によって構造制御できる大環状錯体の構築を目指して、複数の配位部位を導入したアゾベンゼンを種々合成し、その錯形成挙動について検討を行った。カテコールを配位子とした場合に大環状ホウ素錯体が得られることを明らかにし、また、錯体の光異性化が進行することを見出した。ここで、カテコールホウ素錯体およびcis-アゾベンゼンが軸不斉を有することに着目し、キラルな配位子を用いることで、錯形成に伴う不斉情報の伝達を行うことができた。
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