研究課題
若手研究(B)
パルス磁場中で生体らせん構造体に生じる誘導起電力の蛍光検出を行った.銀コーティングしたスーパーコイル構造のプラスミドDNA上に蛍光分子を結合し,この分散液のパルス磁場に伴う蛍光強度変化を観測した.その結果,僅かな蛍光強度の変化が観測された.この強度変化は,パルス磁場から100μs程度遅れて起こっており,らせん構造に生じる誘導磁場とパルス磁場の相互作用による配向に起因していることが示唆された.
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