研究課題
若手研究(B)
比較的安価で入手容易な銅を触媒金属に用いた新しい有機合成反応の開発に成功した。安定で取り扱いやすい有機ボロン酸エステルを反応剤として使用し、新規な光学活性含窒素複素環カルベン配位子を銅触媒に担持させることにより、様々な光学活性有機化合物を温和な条件下、高い立体選択性で合成できる手法を確立した。また、今回開発した新規触媒反応の詳細な機構に関する研究においても成果を挙げた。
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DOI:10.1002/anie.201103581
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Chem. Commun
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