研究課題
若手研究(B)
ミクロ構造としてラメラ構造を有する界面活性剤-高分子電解質複合体の誘電緩和測定を行い、観測された3つの緩和がそれぞれ、高分子イオンと界面活性剤イオンの間で形成されるイオン対の運動、高分子鎖の運動、界面活性剤の運動を反映していことを明らかにした。また、複合体内で4割ほどの界面活性剤が解離し0.6nm程度の長さをホッピングしながらイオン伝導することが判明した。本研究の結果や解析法は、近年再検討されているPSCの電池材料への応用の道標となると期待される。
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