研究課題
若手研究(B)
波長制御可能な表面プラズモン共鳴(SPR)は伝導電子を有する無機ナノ粒子の代表的な特徴であり、非線形光学効果およびナノ粒子近傍に生じる光電場増強場の利用等の研究が進められている。我々は新規プラズモニックナノ粒子の開発をめざし、ナノ粒子中の伝導電子密度の制御というこれまでに無いアプローチを検討した。本研究では組成に応じた自由電子密度を有している導電性酸化物に着目し、代表的な導電性酸化物である酸化インジウムスズ(ITO)ナノ粒子をターゲット化合物としSPR 波長制御を試みた。
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http://www.chem.tsukuba.ac.jp/teranisi/