研究課題
若手研究(B)
ナノサイズの強磁性体リング構造では、Onion状態とVortex状態という特徴的な磁化状態を有する。特に磁化がリング周に沿うVortex状態では、リング端からの漏洩磁場が抑制され、かつ磁気モーメントの回転方向により右/左回り磁化状態(カイラリティ)を有することから、高密度磁気記録媒体への応用が期待されている。外部から印加する面内磁場方向を端子が接続されているリングの対称軸からずらすことで、Vortex状態のリングカイラリティを電気的に検出可能であることを理論・実験から明らかにした。
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Physics Procedia 3
ページ: 1317-1320
Physical Review B 81
ページ: 115118(1)-115118(8)
http://www.material.tohoku.ac.jp/~kotaib/kohda.html