研究課題
若手研究(B)
表面ナノ構造の磁気抵抗効果の測定のため、超高真空(UHV)槽内で操作可能な4端子抵抗測定器と電磁石コイルを製作した。Ni箔を用いた測定から、この4端子抵抗測定器が金属試料について約0.1μΩの精度で測定できることを確認した。この他、角度分解光電子分光法(ARPES)やスピン分解ARPESを用いてBiやPbの吸着によりGe(111)表面に誘起される超構造の電子状態の研究を行った。その結果、これらの構造の表面状態バンドまたは表面共鳴バンドが200meV以上スピン分裂していることを示した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (15件)
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