研究課題
若手研究(B)
本研究では脳深部まで視認可能で,かつ,実脳形状を忠実に再現した透明な脳部と,その変形挙動を外部から計測可能とする透明な頭蓋骨部で構成される頭部の物理モデルを,CT・MR画像より画像処理および精密加工技術を利用して構築した.さらに,ハイスピードカメラを用いて脳深部のひずみ分布を可視化した.その結果,脳深部の脳梁もしくは脳幹のような解剖学的に狭小な領域にひずみ集中が発生し,形状構造因子によるひずみ集中が脳深部損傷の重要なファクターであることを明らかにした.
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日本機械学会論文集 76
ページ: 1816-1822
ページ: 107-114