研究課題
若手研究(B)
白血球の中で最も多数を占める好中球は,とくに細静脈において血管壁に付着し,転がりながら血液全体よりもゆっくりと移動することが知られている.また,血球径よりも細い毛細血管では,その低い変形能も加わって,血管を閉塞する場合がある.そのため,好中球の付着特性を明らかにすることは,微小循環における血流特性や,免疫反応における好中球の挙動解析に非常に重要である.そこで,傾斜遠心顕微鏡を用いて,種々の固体壁に対する付着特性を定量的に評価した.
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Physiol.& Neurobiol. Vol.165
ページ: 143-153