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2010 年度 実績報告書

コンデンサ並列形駆動回路によるSRMのトルク平準化と高性能可変速システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21760215
研究機関岐阜大学

研究代表者

石川 裕記  岐阜大学, 工学部, 准教授 (90273119)

キーワードスイッチトリラクタンスモータ / 磁石レスモータ / トルク脈動抑制 / 並列コンデンサ形駆動回路 / リアルタイム電流補償 / 可変速駆動システム
研究概要

現在普及が急速に拡大している永久磁石モータに使用される希土類金属は,今後価格の高騰と資源の枯渇が懸念される。その課題を解決するため,本研究では磁石レスモータとして知られているスイッチトリラクタンスモータ(以下,SRMと略記)の技術課題を克服し,脱永久磁石同期モータ化を目指すものである。
本研究課題においては,SRMの技術課題のひとつである大きなトルク脈動を,駆動回路方式の開発及び改良,制御方式の開発及び改良という異なる2つのアプローチにより克服し,高精度・高性能SRモータ可変速駆動システムを構築することを目指したものである。
当該年度において,前年度までに構築したコンデンサ並列形SRM駆動システムについて,必要に応じてコンピュータシミュレーションを実施しながら検討を行った。
(1)コンデンサ並列形駆動回路の適用による可変速駆動時のトルク脈動抑制効果の検証
(2)コンデンサ並列形駆動回路の適用による可変速駆動時の速度制御性能評価
本研究によって,従来は数百%であったトルク脈動を数%以下まで抑制できることを実証し,高性能速度制御システムを構築した。また,本研究で不可欠であるパラメータ抽出法についても検討を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Simulation for Constant Torque Control of Switched Reluctance Motors by FEM and Circuit Simulator2010

    • 著者名/発表者名
      H.Ishikawa
    • 雑誌名

      Proceedings of the International Power Electronics Conference Sapporo

      ページ: 651-656

    • 査読あり
  • [学会発表] SRMの速度制御系における電流応答の高速化2010

    • 著者名/発表者名
      中島一憲
    • 学会等名
      平成22年電気学会産業応用部門大会
    • 発表場所
      芝浦工業大学
    • 年月日
      2010-08-24

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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