研究課題
若手研究(B)
生体透過性の高い近赤外光を用いて,生体内の断層画像を取得する拡散光/蛍光トモグラフィ技術に関して,乳がん診断への応用に向けて,拡散光トモグラフィを行う際の効率的な照射・検出器配置を検討した.また,がん組織などを標識した生体内の蛍光物質の分布や光の伝播にかかわる生体内の光学特性値分布を推定する空間フィルタによる逆問題解法と,時間分解計測データからノイズを除去する,事後確率最大化推定を用いた信号処理アルゴリズムを提案し,シミュレーションと生体模擬試料を用いた実験でそれらの有効性を示した.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)
Medical and Biological Engineering and Computing DOI: 10.1007/s11517-011-0774-7
Optics Express 13(12)
ページ: 13151-13172