研究課題
若手研究(B)
疲労を受けるRC部材の曲げひび割れと鋼材腐食との関係について明らかにするために、鋼材腐食に及ぼす影響因子について検討をおこなった。実構造物の荷重状態とひび割れの状態を考慮し、ひび割れ内部の幅の測定実験と腐食促進実験を行った。その結果、あるかぶりの閾値を境に鋼材近傍のひび割れ幅と付着剥離長さが増大していくこと、かぶりが大きい場合でも早期に腐食が開始することがわかった。ひび割れの内部幅も鋼材腐食の要因となりうることを示した。
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コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集 第10巻
ページ: 255-260