研究課題
若手研究(B)
本研究では、水制を利用した河川環境整備における知見を得ることを目的として、水制周辺での流れの構造と土砂輸送のメカニズムを明らかにした。研究では、画像解析等によって、水理実験結果における流れ場と土砂輸送機構が有する3次元的な構造を解明した。これにより、透過水制の後流や越流水制の天端での流れ等が、浮遊した土砂の保持に影響を与えることが示された。またこれらの知見に基づき、透過水制周辺での浮遊砂濃度分布を再現可能な、浮遊砂輸送数値計算モデルを新規に開発した。
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土木学会論文集B1(水工学)
巻: Vol.68, No.4
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