2010 年度研究成果報告書

PCaコンクリート外壁に適用するファスナー型摩擦ダンパーの減衰力に関する実験研究

研究課題

研究課題/領域番号	21760435
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	建築構造・材料
研究機関	九州大学
研究代表者	吉岡智和九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (40304852)
研究期間 (年度)	2009 – 2010
キーワード	制震構造 / 摩擦ダンパー / プレキャストカーテンウォール
研究概要	PCaコンクリート外壁に適用するファスナー型鋼-コンクリート摩擦ダンパーの性能を把性するため動的摺動実験を行った。実験の結果,ボルト張力が25kN～50kNでは摩擦力は概ねボルト張力に比例し,コンクリート摩擦面の不陸さやファスナー鋼材の発錆の有無が摩擦力に与える影響は小さかった。一方,ファスナー鋼材に防錆処理(一般さび止めペイント,溶融亜鉛めっき)を施すと未処理に比較し摩擦力が小さくなることを明らかにした。