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2012 年度 実績報告書

米国ダウンタウンにおけるリンケージデザインの実践手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21760489
研究機関工学院大学

研究代表者

遠藤 新  工学院大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (40292891)

研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワードグリーン・インフラストラクチャー / 雨水流出抑制 / 未利用地マネジメント / オープンスペース計画 / 縮小都市 / アーバンデザイン
研究概要

米国都市におけるリンケージデザインの現代的課題として抽出している3つの課題すなわち、①総合的なオープンスペース計画の策定(Comprehensive Open Space Plan)、②グリーン・インフラストラクチャーの計画と整備(Green Infrastructure)、③都市内大公園の整備(Great Urban Parks)に対して、今年度はクリーブランド市を対象に①②③の調査を、サンフランシスコ郊外(ベイエリア)およびデンバー市を対象に②の調査をそれぞれ行った。
クリーブランド市は市内約2万カ所に分散する未利用地をより効果的な土地利用へと転換するための全体計画「Re-Imagining Cleveland」を策定している。未利用地を空間資源と捉え、開発だけでなく空地としての効果的な活用(農園、雨水管理他)も含めた全体計画であり、空洞化した都市の再生局面におけるComprehensive Open Space Planの有用性を実証していた。計画の運用実態についてはNeighborhood Progress, Inc.の取材と整備状況の現地調査を行った。
サンフランシスコ郊外では、San Pablo通り沿いに整備された低影響開発事例(グリーンストリート)、Emeryville地区における複数の集合住宅・オフィス開発まわり・公園における低影響開発事例の現地調査を行い、緑を用いたグリーン・インフラストラクチャー整備の空間的な成果を確認した。緑の豊かな歩行者空間が実現する一方、地表水とともに地表のゴミが集まりやすいことから清掃など緑の空間を快適な状態で維持管理する仕組みの必要性を確認した。
デンバー市では自然環境を保全的に活かしたサウスプラッター川沿いの公園整備、ステイプルトン地区、サウスリンカーン地区再開発における低影響開発事例の状況を確認した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2014-07-24  

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