研究課題
若手研究(B)
寛政度内裏の造営資料である「御指図御用記」などから、次のことが明らかになった。1)寛政度内裏の設計に関しては、復古様式による儀式空間が優先され、それらの図面は主に禁裏方の修理職で作成された。天皇の居住空間である常御殿は、間取りの変更、新たな室内意匠の採用が行われ、居住性の向上などが考慮されていた。2)天皇が父母の喪に服するための仮設の儀式空間である倚廬は、近世において13回設営され、宝永7年(1710)以降は御学問所に固定された。
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生活科学研究誌
巻: Vol.10 ページ: 73-83
日本建築学会計画系論文集
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http://lifesv.life.osaka-cu.ac.jp/publications/magazine/pdf/2010/02.pdf
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