研究課題
若手研究(B)
強度・靭性を両立する貝殻真珠層の破壊機構を有機相の役割に着目して調べた。有機相の状態を人工的に変化させ力学特性評価とミクロ破壊挙動の観察を行った結果、真珠層を構成するアラゴナイトプレートの界面のすべり挙動を有機相が制御し最適化することにより、優れた力学特性が発現することが明らかになった。この挙動をモデル化し定量的に表現することで、強度を低下させずに破壊抵抗を付与するセラミックス複合材料の設計に役立つ指針を得た。
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