研究課題
若手研究(B)
金属とセラミックスが接合したコーティング材料、電子デバイスなどでは、材料内の残留応力および外部負荷によるせん断応力による界面剥離が問題となっている。本研究では熱遮蔽コーティング材料をモデル化した材料を作製し、材料中のAl_2O_3のせん断応力の状態およびモードIIでの界面剥離エネルギー開放率を求めた。応力成分はEBSD法を用いて得られるAl_2O_3の結晶方位の情報とレーザーを用いた蛍光分光法により得られるピークの位置情報より算出し、応力成分を変換することで、せん断応力成分を求めた。