研究課題
若手研究(B)
分散粒子の物性が塗膜乾燥挙動に及ぼす影響について調査した.分散安定化された剛体粒子(サスペンジョン)は凝集せずに緻密な粒子層を形成し,それまで乾燥速度は一定であった.これに対して,柔軟な粒子(エマルション)は乾燥界面での粒子集積が見られ,粒子層が完成すると乾燥速度が低下することがわかった.さらに,分散粒子のガラス転移点が高く常温で融着できる場合は,塗布時に大きな剪断を印加すると乾燥速度が増加した.
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