研究課題
若手研究(B)
協同散乱計測へのテラヘルツ光源応用を目指し、第二高調波で0.4THz近傍の発振を目指したテラヘルツ光源開発を行った。電子銃の運転特性や、非線形計算及びモード競合シミュレーション等に基づいた発振モードの選定及び共振器形状の設計を行った結果、周波数約0.35THzで52kW(TE65モード動作),約0.4THzで37kW(TE85モード動作)のテラヘルツ発振を達成した。これらの実験結果に基づき、共振器モードの設計変更や、電子ビームの高品質化を行った結果、TE18モードで周波数約0.4THzにおいて、62kWの発振を達成した。
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