研究課題
若手研究(B)
tob遺伝子を欠損したマウスと癌遺伝子Rasを肝臓に発現するマウスを交配し、癌遺伝子Rasの発現に加えてtob遺伝子の欠損が伴うと肝臓癌の発症時期は数ヶ月早くなり、また個体当たりの癌の数・大きさがそれぞれ有意に増加することを発見した。双方の遺伝子改変マウスで遺伝子発現を比較し、いくつかの発癌に関わる遺伝子の発現量に顕著な相違があることを見出した。10対以上のマウス検体の解析でほぼ同様の結果を得たので、肝臓癌発症の原因に繋がる遺伝子発現の変動であると考えられた。
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FEBS letters 585巻
ページ: 65-70