研究課題
若手研究(B)
植食性甲虫類の寄主幅が拡大する過程を解明するために、「成虫による副食草の利用が幼虫の潜在的な寄主利用能力を向上させる」という仮説を設定し、野外調査と室内飼育実験により検証を試みた。得られた結果は全体として仮説に肯定的ではなかったが、成虫によるごく希な副食草利用によって幼虫の十分に高い成育能力が維持されている可能性と、ある食草上での成虫と幼虫の生死というレベルでのみ仮説が成立する可能性が示唆された。
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Entomological Science
巻: 14 ページ: 271-277
DOI:10.1111/j.1479-8298.2011.00456.x
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Journal of Heredity
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