研究課題
若手研究(B)
生態系を持続的に利用するためには「資源としての生物をとりすぎない」というような協力的な行動が重要となる。ただ、コモンズの悲劇でも指摘されているよう、協力は達成しにくいという。そこで相手の協力度合いに応じて罰の量を変化させるときに、どの様に罰をすると協力が促進されるのかをコンピュータシミュレーションや数理モデルで検討した。コモンズに関するモデルとして、公共財ゲームが用いられることが多い。しかし、コモンズの管理や運営は公共財ゲームで表現されている構造以外のものをとっていることも多い。他の構造におけるコモンズの持続可能な利用に関する研究も行った。
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