研究課題
若手研究(B)
野外調査ではニッコウキスゲはハナバチ媒花で24-48時間咲きであった。日本全国からサンプリングを行い、葉緑体DNAの系統樹を作成したところ、蛾媒花と蝶媒花がそれぞれ複数回進化したことが示唆された。蛾媒花キスゲの分布から交雑が見かけ上の複数回進化に寄与した可能性が高い。また、種子を作れない3倍体ヤブカンゾウは、全国に分布しながらも葉緑体DNA の変異がほとんどなく、人によって持ち運ばれたと考えられる。
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American Journal of Botany 97
ページ: 261-267