研究課題
若手研究(B)
エンドウヒゲナガアブラムシの寄主植物適応が共生細菌Regiellaの感染によって変化するという現象の機構を明らかにするために解析を行った。機器分析や共生細菌の体内動態の結果、本現象は、植物ごとに大きく異なる師管液のアミノ酸組成と、それによって影響を受けた共生細菌の複雑な相互作用によって生じていることが示唆された。また、Regiellaのソラマメヒゲナガアブラムシへの移植実験を行った結果、これまで餌として利用できなかったシロツメクサへの適応能が上昇することが示された。
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Biology Letters (in press.)
Applied Entomology and Zoology 44
ページ: 281-291
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2010/100929/index.html