研究課題
若手研究(B)
アブシジン酸(ABA)は、種子休眠、種子発芽の制御に重要な役割を果たす植物ホルモンである。質量分析器を用いた内生ABA量の定量解析により、シロイヌナズナの種子形成過程においてABAは母体由来組織および配偶子由来組織で生合成され、母体由来組織で合成されたABAが胚へと輸送される事を明らかにした。また、組織特異的にABAによって発現が制御される遺伝子群を同定し、異なる組織で生合成されたABAが異なる生理作用を持つ事を明らかにした。
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J.Plant Res. (in press)
Plant Cell Physiol. 51
ページ: 1988-2001