研究課題
若手研究(B)
求蜜行動中のアゲハの偏光視と明度視について、行動実験により3つの特性を明らかにした。1)アゲハは、相対的な明度の違いを学習・弁別し、その感覚には明度対比が含まれる。2)縦偏光は横偏光より明るく見え、偏光弁別に背景の明るさが影響する。3)着地行動には、明度コントラストが重要である。以上の結果は、色覚に関わる4種類の受容細胞で説明できる。色・明度・偏光視が、同じ神経基盤を持つという結果は大変興味深い。
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