研究課題
若手研究(B)
翻訳開始因子キナーゼHRIの分子レベルでの活性調節機構を明らかにするために、ヘム結合部位・自己リン酸化部位の同定、及びプロテアソームによる分解を解析した。1)マウスの他、ヒト、ラット、ゼブラフィッシュHRIをクローニングした。ヘム結合部位はCys-Pro配列からなるヘム制御モチーフと関係する。2)マウスHRIを用いてLC-MS/MS解析により、33カ所のリン酸化部位を同定した。変異導入実験より、活性に重要なリン酸化部位は、Tyr193,Thr485,Thr490である。3)培養細胞中のHRIの動態を分析すると、HRIは速やかに分解されていた。試験管内実験において、HRIは20Sプロテアソームによって分解された。
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