研究課題
若手研究(B)
細胞表面膜上には糖脂質グリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)によって膜に結合する一群のタンパク質(GPIアンカー型タンパク質)が存在し、様々な生命現象に重要な役割を担っている。本研究では、GPIアンカーの糖鎖構造を変化させる酵素PGAP5を同定し、この改変がGPIアンカー型タンパク質の小胞体からゴルジ体への輸送に必要であることを明らかにした。さらに、このGPIアンカーの構造変化は、タンパク質が小胞体出口部位へ濃縮されるための輸送シグナルとして機能していることを見出した。
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http://www.biken.osaka-u.ac.jp/biken/men-eki-huzen/