研究課題
若手研究(B)
概日時計の基本的性質である周期の温度非依存性(温度補償性)や非線形性をもたらす分子機構を明らかにすることを目的に、哺乳類概日時計タンパク質の生化学的解析を行った。その結果、温度に依存しないPERIODタンパク質のリン酸化を明らかにすることに成功し、さらにこの反応における酵素基質相互作用は、基質のリン酸化状態に依存して大きく変わることが明らかになった。これらの成果は、概日時計の基本的性質が、構成分子の生化学的性質に起因することを示唆するものである。
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生化学 Vol.83(1)
ページ: 41-45
Sleep and Biological Rhythms 7
ページ: 243-251