研究課題
若手研究(B)
近年、薬剤耐性菌の院内感染が問題となっている。この耐性菌に対する抗菌薬候補として抗菌ペプチドが挙げられる。本研究では新規抗菌ペプチドの同定を目的として、ペプチドーム解析で同定したペプチドに対して抗菌活性を指標にスクリーニングを行い、AMP-IBP5を含め2種の新規ペプチドを発見した。AMP-IBP5は2つのCys残基が分子内架橋し、C末端がアミド化された22残基のペプチドで、β-ディフェンシン-2より強い抗菌活性を示し、新薬候補となりえる。
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Journal of Proteome Research 10
ページ: 1870-1880